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その昔、福満という男ありけり…

その昔、流れ者の福満という男が、その地の郷長右近の娘と恋に落ちた。しかし娘の両親はどこの馬の骨とも分からぬ福満のことを認めず、湖の小島へ娘を隔離してしまった。悩んだ福満は、唐の玄奘三蔵の逸話を思い出し、水神として知られる深沙大王(じんじゃだいおう)に祈願をしたところ、深沙大王の化身を思わせる大きな亀が現れ無事湖を渡りきることが出来たという。反対していた娘の両親もこの亀の話を聞くと二人の仲を許した。その子供として生まれたのが、後に深大寺を開いた満功上人(まんくうしょうにん)といわれ、出生の由来のある湖の辺に小さな庵を建て、深沙大王を祀り、深大寺を開創したといわれています。

『深大寺縁起絵巻』より意訳抜粋

第20回短編恋愛小説 深大寺恋物語 募集ポスター

深大寺恋物語15集 絶賛発売中

現在の公募状況

第20回深大寺恋物語公募事業における入選作品を掲載致しました。

第20回深大寺恋物語公募事業 入選作品発表

受賞された方、おめでとうございます!

事務局からのお知らせ

深大寺短編恋愛小説20周年特別企画 文芸鼎談


公募20周年そして最後の公募を記念して、長らく審査員を務められた村松友視さん、井上荒野さん、清原康正さんをお招きし、小説を書いてみたい方、そして、小説を愛する方へのメッセージをいただきます。
貴重なこの機会にぜひご参加ください。
尚、ご参加には事前申し込みが必要です。当日の受付はありませんのでご注意ください。
お申込み方法など、詳しくは 深大寺短編恋愛小説20周年特別企画 文芸鼎談 をご覧ください。


「好書好日」で井上荒野先生のインタビューが掲載されました

第6回深大寺恋物語で審査員特別賞受賞をした清繭子さんが「好書好日」で連載中の『小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。』において、井上荒野先生をインタビューした記事が掲載されました。
深大寺恋物語についても語ってくれています。
是非、お読みください。
【特別版】井上荒野さん「その人にしか書き得なかったものを読みたい」 小説家になりたい人が、小説を選ぶ人に聞いてみた。


トリエ京王調布A館4階にあるくまざわ書店調布店でも作品集の取り扱いを始めました


調布トリエA館のくまざわ書店調布店でも深大寺恋物語の販売を始めました。
レジ横のスペースにこれまでの冊子が並んでおります。


「深大寺恋物語」公募事業を第20回(2024年)で終了いたします

長年みなさまにご支援いただきました「深大寺短編恋愛小説『深大寺恋物語』公募事業を第20回(2024年)の公募をもって終了することと致しました。
詳しくは、下記ページをご覧ください
深大寺短編恋愛小説「深大寺恋物語」公募事業終了にあたって


「深大寺恋物語第」販売中

公募作品を集めた作品集、「深大寺恋物語」を販売中です。
第壱集から第18集までの冊子を下記で販売しております。

【常設販売】

公式オンラインショップ真光書店深大寺境内授与所、くまざわ書店調布店

選外作品紹介

【 2024年11月25日更新 】

第19回応募作品

「おでこイノセンス」著者:鬼頭ちる

「ねえ。深沙堂の前でキスしたら、深沙大王様に怒られるかな?」なぜか蓮悟より、私の声が頭に響く。 「そうだね。ちょっと不謹慎かな」優しいはずの蓮悟の … →続きを読む


ご紹介させていただいております作品は、第一次審査を通過し、且つ、応募フォームにてご応募いただいた方の作品のみを掲載させていただいております。
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